ホビット3部作を観て。
この年末BSでホビット3部作が放映してました。ロードオブザリングの60年前の世界です。
ロード~に比べて、そんなに重い話ではなかったと思います。近年のラノベのファンタジー作品とは違い、王道のファンタジー作品だと思います。
ちょっとD&D好きにしてみれば親近感が湧く作品ですね。ドワーフやエルフなど人間とそれぞれ住み分けが出来ているのでしょうか?確かボードゲームも出ていたと思います。
ドラクエやFFのご先祖様でもありますね。魔術師のイメージはこのホビットから始まったと思います。
ホビットもロード~も指輪がキーになります。物語としてはホビットの方が好みです。ロード~は指輪に対する責任が思いすぎると感じました。
原作者であるトールキンは北欧神話や世界の民謡をベースにしたのではないかと考えるのですが、あれだけの重厚感を表すには、東洋にいる人間には無理なのではないか、思わず、唸ってしまいました。
ゲームでもファンタジー作品は沢山ありますが、あまりにも世界が軽く作られてしまっていると感じます。もちろん、面白い作品はありますが、神話や民謡などから排除してしまったように思うのです。もう少し、神話などリスペクトしても良いかと、思い切って神話の創造主になるくらいのことをして欲しいです。当然、遊びを作るのも大事ですが。
トールキンは中つ国の世界観を大事にしてきました。今の作り手でここまでやれる人はいないでしょう。映画もリスペクトしているのを感じます。また、ロード~が観たくなりました。