しんたの話。

ゲームとロボットと未来のことを話します。

あるドキュメンタリー番組を見て。

 

若者よ 世界を驚嘆させよ! 大見本市SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)BY 白井潤 | ドキュメンタリー | SPECIAL COLUMN | NHK BSオンライン

昨日、BSのドキュメンタリー番組でアメリカの見本市SXSW(サウス▪バイ▪サウスウエスト) の事をやってました。これは、音楽や映画そしてテクノロジーを扱った、大型見本市なのです。

番組は前半と後半の2部構成になってます。その中で日本人が参加して奮闘しているのです。音楽ではインディーズでおとぼけビーバー、テクノロジーでは、東大生のGLOOVEというグループで作った物を商品化する事が目的です。

ここ数年、音楽の形態が変わって来ました。また金の卵を見つけるのも容易ではありません。SXSWは世界中のインディーズバンドがやって来ます。そこには、音楽プロデューサーなどもいて誰が良いのか目をつけるのです。なんたって、世界デビューが出来るのですから。

おとぼけビーバーも日本国内の大会を得て、SXSWに参加したのです。名前のかわいさから、アイドルぽっさがありますが、パンクバンドです。上手くいかないのではないか、そう思っていたのですが、ライブ終了後色んなところで声がかかっていました。

テクノロジーで勝負している東大生も光る手袋を作りました。元々DJやダンスをやる人の為に作ったのですが、色々と用途がありそうに思えました。実際見ていただくと光のしかたとか、面白かったのです。ゲームのコントロールパネルなど、どうかなと思ったりもしました。昔、パワーグローブという手に装着するコントローラがありました。ファミコン対応でしたが、ソフトによって動かない物もありました。当時は酷評でしたが、あの光る手袋をみると出来そうな気がするのです。

気になったのは、投資の規模が違うのです。SXSWには投資家も参加しているのです。日本国内では投資金額は微々たるものでした。SXSWでは億単位での話が出来てしまうのです。それだけに競争は熾烈です。

とにかく、すべて規格外のように感じました。特にドイツなどは国ぐるみで参加してます。日本は孤立してしまうかもしれません。インディーズでもレベルが違うのです。今回は両方とも良い結果でしたが、ダメだったら目も当てられないです。改めて世界は広いと思いました。