飯野賢治という男。
だんだん月日が早くなっていくのを感じます。ふと思い出すことがあるのですが、飯野賢治が亡くなって4年が過ぎたのかと思いました。
ゲーム業界の異端児。そう呼ばれた事がありました。Dの食卓で、次世代のアドベンチャーゲームを変えていったのです。
また、トラブルメイカーなところもありました。しかし、同業のクリエーターや雑誌編集者には人気があったのです。
もちろん、ユーザーにも人気がありましたが、ユーザーには何か一つ、芯を通した物を持っていたと感じたのだと思います。とは言え、彼のゲームは難しかった。(^_^;)
特にエネミーゼロは難しかったですね。セーブに制限があり、クリアは出来なかったですね。そこから、飯野賢治の苦しみが始まるんですね。
Dの食卓2が出ましたが、思いのほか受けなかったですね。熱狂的なファンは購入したと思いますが、最初ほどインパクトはなかったのです。
多分、この頃からゲームの制作が上手く行かなくなってと思うのです。今になってですけど、ゲームという枠に収まらなかったと思うのです。
ゲーム以降は自販機のi-modeのデザインや旅館の設備のデザインなどしていたようです。音楽活動もやっていたようで、自由に楽しんでいたようです。
2008年からiPhoneのアプリ制作で世界で1位になります。
特にWiiリモコンはデザインが気に入ったようでボール紙で作って遊んでたようです。後に任天堂からWiiのソフト制作の依頼がきます。
ボクとキミと立体。ちょっと変わったパズルゲームです。出来れば、バーチャルコンソールで出して欲しいです。まだ、Nintendo Switchでバーチャルコンソールは決まってませんが、決まったら出して欲しいです。
もし、彼がNintendo Switchを見たらどう思うでしょうか?きっと300万本のRPGでも作るでしょう。見逃すことはないですよ。こんな面白そうなゲーム機。