しんたの話。

ゲームとロボットと未来のことを話します。

総務部総務課 山口六平太。

今回取り上げるのは、サラリーマン漫画で有名な山口六平太です。
自分が心の病にかかった当時、なかなか本が読めませんでした。小説など頭に入らないし、情景が浮かばないのです。漫画も同様で背景の多い絵が苦手になりました。
たまたま、コンビニで立ち読みをしたとき、良い意味で力の抜いた漫画があったのです。それが山口六平太でした。

一見、絵はほのぼのとしてますけど、社会風刺の側面もありました。
また、六平太の周りも個性的なキャラクターも魅力の一つです。一話完結(たまに数話またがることもあります)でとても読みやすい漫画です。
最初の頃は色々と書き込んでいることもありましたが、段々と力の抜いていった絵になってきました。

コンビニ本にもなっているので一度手にしてもらいたいです。話の膨らませ方やオチのつけ方など、実に鮮やかなものです。
この本のおかげで、少しずつですが読めるようになりました。気分的にも楽になりました。

そして、絵を描いている、高井研一郎さんが亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。ただ、ただ残念でなりません。