しんたの話。

ゲームとロボットと未来のことを話します。

ハード体質とソフト体質。

かつて、任天堂の社長を勤めた山内さんは、「任天堂はソフト体質だからハードは得意でない」というような事を言ってたと思います。当時、何かとハードの性能を求めていた時代に山内さんは任天堂は面白いソフトで勝負をすると言っていたのです。一方のソニーは、完全なハード体質だと思います。

どちらも、面白さに差はないと思います。ソニーの場合、家電など作っているのでどうしてもハードの性能を求めるところがあると思います。
よく、自作でパソコンを作る人は、基本的にハード体質なのではないかと思います。個人的な感想ですが。

任天堂Wiiを出した時点で、ハードの性能を追うのをやめました。アイデア勝負のソフトで挑んでいったのです。でも、山内さんはWiiは5年くらいだなと言ってましたが、ズバリ、その通りになりました。

ゲームから少し離れますが、ロボットの場合、ソフト、ハードの両方の思想が必要だと思うのです。ハード一辺倒では、無機質なものになってしまうし、ソフト重視にしてしまうと、性能面で物足りなさを覚えるでしょう。

これからの企画、開発などはソフト、ハード両方の資質が求められるのだと思います。なかなか難しいでしょうけれど、改めてエンジニアは大変だろうと思います。