しんたの話。

ゲームとロボットと未来のことを話します。

30万円!?

ちょっとVRの事を書こうかと思ってました。また、大学辞めて起業する若者の話とか気になることはあったのですが、皆さんがそれぞれ書いているので、自分は無理して書く必要は無いなと感じました。VRもちょっと後で書こうと思います。

今回はウォークマンの話です。ウォークマンが世に出て30年くらいになりますか。その間、デザインは変わってきました。
今はポータブルデジタルオーディオとして活躍してます。

一時、iPodに1位の座を奪われてしまいました。理由はもう、分かってると思いますが、デジタル配信を始めたのです。当時レコード会社たちは、CDにコピーガードをかける事に力を入れてました。デジタル配信は金にならないとまで言われてました。

CDの売り上げに陰りが見えてきました。音楽を聞く人たちがデジタル配信に移行し始めたのです。また、この頃からCDにDVDを付属するようになりました。ほぼ同時に若い人がiPodなど持つようになったのです。

本来、音楽を外に持ち出すと言ったらウォークマンを身に付けると決まっていたのですが、iPodに変わりました。ソニーもデジタル配信に力を入れます。そして見合った機械を出しますが、タイミングが遅かったと思います。

今ポータブルデジタルオーディオはいくらくらいでしょうか?平均して2万円前後でしょうか。ソニーは税込みで30万円のウォークマンを投入してきました。正直言って驚きです。今後、この市場は小さくなって、だれも手を付けないのではと思ったのです。

いくら音楽好きでも、30万円は有り得ないと思いました。それだったら、アナログのレコードと機械を用意して売った方が良いとまで思いました。少しくらい音質が悪くても、ジャンルの多さ、楽曲の多さで選ぶと思います。このウォークマンは失敗ではないか、そう考えずにはいられません。

これでは技術自慢になってしまう。これが今の日本の悪いところではないかと思います。すぐ、技術をひけらかして自慢をしてしまう。出来る事は悪いことではないけど、ユーザーと大きく乖離しているように感じます。

自分もウォークマンを使ってますが、30万円のウォークマンはあまり魅力を感じません。むしろアナログのレコードとプレイヤーを買ってじっくり聞きたい。そう、思ってしまうのです。年寄りの戯言ですが。