しんたの話。

ゲームとロボットと未来のことを話します。

任天堂の岩田さん。

昼休みほぼ日の糸井重里のコラムを読んでいたら、任天堂の前社長、岩田聡さんの一周忌だと分かりました。もう一年経つのだなと思いました。
ショックでした。痩せかたが気にはしてはいたのですが、まさかの出来事でした。

岩田さんは元々プログラマーでした。ハル研究所に入ってゲーム制作に入っていくのです。ほぼ日のコンテンツでは岩田さんのことを取り上げたものがいっぱいあります。一度、読んでみてください面白いから。

任天堂のビジネス書は少ないです。任天堂のスタンスはゲームの事はいくらでも話すけど、ビジネスのノウハウは話しませんという感じなのですね。また当時の山内溥社長はマスコミ嫌いで有名でした。

プログラマーの岩田さんの代表はmotherでしょうか。特に2には名言があります。当時2は開発が上手くいかなかったのですね。そこで岩田さんは呼ばれこう言ったのですね。「今の開発では1年かかります。でも1から作るのでしたら半年で出来ます」これで開発にゴーサインが出たのです。

岩田さんは問題解決に秀でた人だと思います。ハル研究所が大きな負債を抱えてしまった時、任天堂の山内社長はハル研究所の援助をしています。ただし、社長を岩田さんにする事を条件にしたのです。実際、ハル研究所は予想以上の速さで返済しています。もちろんソフトの力もありますが、岩田さんの組織をまとめる力も大きかったと思います。

ほぼ日でも電脳部長という役職で、ほぼ日の立ち上げに力を貸してます。ほぼ日のスタッフも岩田さんの問題解決の能力の高さに驚いていたと思います。

そんな岩田さんが亡くなって一年、ゲーム業界は一つの転換点にいると思います。今度出すNXは岩田さんの忘れ形見です。ここのところゲームに関心を置いていなかったのですが、久しぶりに欲しいハードになりそうです。